慶応大学・稲見先生の研究室訪問

2009年11月18日にKMD(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科)にいらっしゃる稲見先生とお話する機会をいただいた。今日のブログは稲見先生から紹介してもらったことと、私が思うことを書こうと思う。By 迫田辰太郎

KMDは慶応義塾大学日吉キャンパス・電気通信大学からは、京王線南武線目黒線を乗り継いで約45分。秋葉原に行くのと時間的にも金銭的にも同じくらい(^^)慶応大学日吉キャンパスはうちの大学よりもかなりきれいでうらやましいーー!!!!!!

まず見学させてもらったのは、没入型フルカラー動画裸眼立体ディスプレイ『ツイスター』。直径2mほどの大きなドーナツ状の装置がすごい運動エネルギーを持って回転し、360度・3Dの映像を裸眼で見ることができた。映像はCGで作られたスペースステーションやストーンヘンジ、カメラで撮った映像など!!こんなに大きな装置が画面になるなんて!!首を回したときにちょっと映像に不備が出ることと回転するディスプレイからの音がちょっと気になる。後者は全方位から映像に合わせて音を出すなどすれば問題ないと思う。とにかく、ツイスターを見るとVR関連の研究でもバリバリ機械の知識が必要だということを強く感じた。

次にツイスターが置いてある隣の部屋のシンガポールの方の研究を見学させていただきました。当然ながら英語での説明で○▼×△■!!!!!英語勉強しなきゃ!!(覚書として・・・?手の平サイズの有機EL画面のついた装置でナントカインタラクティブを実現する。?Fast change colar するぺペルチェ効果を用いたもの・Tシャツなどに印刷できる。?Co‐Cookingのシステム(CUTE!!)?Hugの感覚を提示するパジャマ)

次に見学したのは、KMDの研究室(?)いろんな研究をしている方がひとつの広々とした部屋で研究をしていた。部屋がキレー!!いい感じの雰囲気でした。ひとつの部屋にみんないるので、コミュニケーションをたくさん取れていいアイデアが浮かびそう!!この部屋で杉浦先輩の研究を紹介していただいた。杉浦先輩はiphoneで二足歩行ロボットを動かす研究(自立型でなくプロポで動かすのでなく、他のインターフェイスを用いることで誰でも感覚的に動かすことが出来る!!)や洗濯ものを自動でたたむロボット、自動で料理をするロボットなど・・を研究していた。(詳細は省略)この部屋で他にもFur Displayの研究も見学した。Fur Displayを研究されている方はもともと触覚についての研究をしていて、このアイデアを思いついたのは失敗から生まれた偶然の産物らしい。振動により毛を立たせることでディスプレイを作る研究でした!!

この部屋のちょっと奥にスタジオがあり、バンドをやっていた!!わけでなく、モーションキャプチャを使った研究や音響関連の研究も出来る環境が整っていた!すごい・・・・。

研究の紹介はこんなもので、どれもとてもこれからの研究の参考になった。しかし、それ以上に、工学部のイメージが大きく変わった。

以下、とても参考になった言葉やお話。
●State of the art・・・artは技術全般を指す(?)よって、今の技術で出来る状態、の意。『この作品はState of the artの作品である』とか『State of the artを超えた!』とか使う。

不気味の谷・萌えの山・・・言及するまでもない。。。